【9月27日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は26日、火星無人探査車「キュリオシティー(Curiosity)」が最初に採取した火星の土を分析したところ、水分が2%ほど含まれていたと発表した。いつの日か火星を探検してみたいという夢に希望を与えてくれるニュースだと、科学者たちはコメントしている。

 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文の主筆者であるレンセラー工科大(Rensselaer Polytechnic Institute)のローリー・レシン(Laurie Leshin)科学部長は、「地球の土壌ほどではないものの、それでも相当な量の水分が存在する」と述べた。

 同氏はまた、「1立方フィート(0.03立方メートル)あたり、2パイント(1パイント=0.47リットル)の水分を火星の土壌から取り出すことができるだろう」と語っている。(c)AFP