【8月8日 AFP】欧州南天天文台(European Southern ObservatoryESO)は超大型望遠鏡VLT(Very Large Telescope)を使って撮影した、銀河系の伴銀河の一つ、大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud)内にある星形成領域の詳細写真を公開した。

 この写真には二つの鮮やかなガス雲が写っている。右側の「NGC 2014」は赤色で不規則な形をしているが、その隣の「NGC 2020」は青色で円状になっている。このように全く異なった奇妙な姿は、生まれたばかりの超高温の星たちから放たれた強力な恒星風が形作っている。(c)AFP