【12月28日 AFP】警備保障大手のセコム(Secom)が、民間防犯用としては世界初となる自律型の小型飛行監視ロボットを開発した。同社広報が27日、明らかにした。

 飛行ロボットはヘリコプターのような形で、幅60センチメートル、重さ1.6キログラム。小さな防犯カメラがついていて、オンライン・セキュリティーシステムが不審者の侵入を感知すると飛行を開始し、不審者のライブ画像を撮影、録画、送信する。独アセンディング・テクノロジーズ(Ascending Technologies)が製造した飛行台車にセコムが開発したソフトウエアを搭載している。

 2014年4月以降に、オンライン・セキュリティーシステムの一部として月額5000円程度での貸し出しを予定しており、海外にもサービスを提供していく計画だという。(c)AFP