【11月7日 AFP】フランス・パリ(Paris)近郊で、ほぼ完全な形をとどめたマンモスの骨格が発掘された。仏国立予防考古学研究所(National Institute of Preventive Archeological ResearchINRAP)が6日、発表した。

 20万~50万年前に生息していたとみられるこのマンモスの骨は今年7月、パリ北東にあるシャン・シュル・マルヌ(Changis-sur-Marne)で発見された。死んだ時の年齢は20~30歳と考えられ、骨盤が完全に残っていたほか、大腿骨、顎骨(がっこつ)、脊椎骨4つなどが確認された。

 研究チームはこのマンモスを「ヘルムート(Helmut)」と命名し、調査を続けている。(c)AFP