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ヒツジに品種改良の余地あり、遺伝子研究で明らかに 豪

  • 2012年02月09日 15:49 発信地:ワシントンD.C./米国
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フランス・ウスト(Oust)で草を食べるヒツジ(2011年6月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/REMY GABALDA

【2月9日 AFP】ヒツジは家畜の中で最も遺伝的多様性が高く、さらなる交配によって肉や羊毛の生産量が向上する可能性があるとの研究結果が、7日の米オンライン科学誌プロス・バイオロジー(PLoS Biology)に発表された。

 オーストラリア連邦科学産業研究機構(Commonwealth Scientific and Industrial Research OrganisationCSIRO)のチームは、74品種・約3000頭のヒツジのゲノムについて、DNA部位5万箇所を比較し近縁性を解明。畜産の起源である1万1000年前までさかのぼって系統樹を作成したところ、品種改良の余地がまだ残っている可能性を見出した。

 研究を率いたJames Kijas氏は、「現代のヒツジの大半は、一般的に交配頻度が高い一部のイヌやウシとは対照的に、高い遺伝的多様性を保持している」とコメント。遺伝的多様性の高さは、選択の余地がまだあることを意味しており、例えば、肉が多いヒツジや特定の病気に強いヒツジを作り出せるかもしれない、と述べている。

 研究では、毛の色、体の大きさ、繁殖、角の有無に関わる遺伝子の選択など、ヒツジの交配の豊かな歴史がつまびらかになった。中でも、ヒツジから角をなくしたことは最も初期の革新だという。(c)AFP

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