【12月30日 AFP】欧州南天天文台(European Southern ObservatoryESO)は24日、南米チリのパラナル観測所(Paranal Observatory)が22日に撮影した「ラブジョイ彗星(Comet Lovejoy)」の写真を公開した。オーストラリアのアマチュア天文家、テリー・ラブジョイ(Terry Lovejoy)氏が11月27日に発見したことから、この名がついた。

 太陽に近接近する軌道を持つ「クロイツ群(Kreutz Sungrazer)」に分類される「ラブジョイ彗星」は、太陽表面からわずか14万キロの地点まで最接近したため燃え尽きるとみられていたが、大方の予想に反して生き残った姿をパラナル観測所がとらえた。(c)AFP