【12月23日 AFP】ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が撮影した、うお座にある渦巻銀河M74(NGC 628)の画像。19日に公開された。

 地球から約3200万光年の距離にある。推定で約1000億個の星から成り、天の川銀河よりはやや小さい。

 M74では渦巻銀河の全体像を見ることができる。完全な対称形をした腕は中心核から伸び、その上には若い星の一群(青)と電離水素領域(ピンク)が点在している。これらの領域では星が活発に形成されており、ひときわ明るく輝いている。

 中心核付近からは、腕に沿うようにちりも伸びている。

 M74は、6つ程度の銀河で構成される銀河団M74の中では最大の構成要素だ。(c)AFP