【11月14日 AFP】ロシア連邦宇宙庁(Roskosmos、ロスコスモス)が、9日の打ち上げ後、予定軌道に乗れずに地球低軌道上を周回しているロシアの火星探査機「フォボス・グルント(Phobos-Grunt)」との交信に失敗し、探査機の位置を見失ったことが分かった。

 露インタファクス通信(Interfax)が12日、同庁関係者の話として報じたところによると、フォボス・グルントからの遠隔測定データ収集や指令システムを稼働するあらゆる手段は、すべて失敗に終わり、ロスコスモスは数日内にも、計画の失敗を公表するという。(c)AFP

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