【10月20日 AFP】ドイツ航空宇宙研究センター(German Aerospace CentreDLR)は19日、運用を終えたX線観測衛星「ROSAT」が地球に落下する次期について、22~23日ごろとの予測を発表した。

 自動車大の「ROSAT」の大気圏突入時の速度は時速2万8000キロで、最大30個ほどの破片(総重量1.7トン)が地表に到達する見込み。最大の落下物は恐らく耐熱性の非常に高い望遠鏡のミラーになるだろうという。

 破片の落下地点を予測することは不可能なものの、大部分は海か無人地域に落ちることがほぼ確実で、統計的に見て人間への危害はほとんどないと専門家らは話している。(c)AFP

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