【4月29日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が23日公開した、宇宙から見た地球の磁場を視覚化した概念図。宇宙時代到来以降行われた、実際の科学的観測に基づき作成された。オレンジと青の線は、N極とS極から出る磁力線を描いている。磁力線は実際には見えないが、地球の周辺を移動している原子を構成する粒子の陽子や電子を数えるセンサーで感知することができる。対称形を持つ磁石とは異なり、磁場は太陽に面する側では押しつぶされ、反対側では伸びている。これは太陽風の影響で起きる。太陽風は太陽から吹き出す独自の磁場を持つ高速粒子の流れ。(c)AFP