【6月21日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は18日、広域赤外線探査衛星「WISEWide-field Infrared Survey Explorer)」が撮影した、巨大質量星「V385 Carinae」から吹き飛ばされる星の物質をとらえた画像を公開した。

  巨大質量星は、赤いリングの中心に白い点でとらえられている。この星は、天の川銀河系で最大規模の質量を持つ恒星で、太陽の35倍の質量、18倍の直径を持つ。また、温度も太陽より高く、太陽の100万倍の光を放っている。このような星は、発見者の名にちなんでウォルフ・ライエ星と呼ばれている。

 画像は、約300枚の画像を重ね合わせて作成された。WISEは全天の調査を進めている。(c)AFP