【4月22日 AFP】オーストラリア政府は21日、日本の無人小惑星探査機「はやぶさ」が6月に同国サウスオーストラリア州(South Australia)ウーメラ(Woomera)付近に着陸すると発表した。

「はやぶさ」は宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration AgencyJAXA)が2003年に打ち上げた探査機で、05年に小惑星「イトカワ」に着陸した。

 ジョン・フォークナー(John Faulkner)豪国防相は「はやぶさ」について「小惑星に着陸後に地球に帰還した探査機は初めてだ。歴史的なミッションだ」と述べた。豪当局は「はやぶさ」の最終飛行経路の準備や回収についてJAXAに協力している。(c)AFP