【1月5日 AFP】(写真追加)米航空宇宙局(NASA)は4日、系外惑星探査目的の宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」が新たに太陽系外惑星5個を発見したと発表した。

 新惑星はすべて、質量が非常に大きく表面温度が超高温の「ホットジュピター」と呼ばれるもの。5つの大きさは、最も小さいもので海王星、最も大きいもので木星ほどだ。表面温度は低いもので1204度、高いもので1649度のため、いずれも生命体の存在は不可能だという。公転周期はいずれも3~5日であることから、太陽よりも高温で質量も大きい恒星の間近を公転しているとみられる。

 今回の5つの太陽系外惑星の発見について、NASAは「惑星系の生成と発達に関する謎解きに貢献するもの」と、期待を示している。(c)AFP