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太陽系の外縁の地図を初めて作成、NASA

  • 2009年10月16日 12:37 発信地:ワシントンD.C./米国
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NASAの星間境界探査機IBEXのデータをもとにした太陽系の外縁の地図。銀河磁場(黒い線)をまとっている部分が太陽圏。磁場が太陽圏の表面に対して最も平行に走っている個所にリボン状の明るい部分が現れる(2009年10月15日提供)。(c)AFP/Southwest Research Institute (SwRI)/Adler Planetarium

【10月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は15日、星間境界探査機IBEXInterstellar Boundary Explorer)のデータをもとに初めて作成した太陽系の外縁の地図を公開した。地球から160億キロ離れたこの領域についてはほとんど知られておらず、謎の解明が進められている。

 IBEXはNASAの低予算の宇宙探査計画「Small Explorers」における最新の探査機で、前年10月に打ち上げられたばかり。高速の原子を収集することで太陽系と銀河系のそのほかの部分との境界を探ろうというもので、送られてきたデータから驚異的な結果が得られつつあるという。

 空を横断する細いリボンのような明るい部分は、これまで知られていなかった部分。これは微細粒子の集合体で、星間境界の非常に限られた場所でイオン濃度が極めて高くなっていることを示唆している。

 太陽系と銀河系のその他の部分の境界、特に太陽系と星間物質(星間空間を満たしている塵やガス)との見えない境界は、長年にわたり科学者の興味を引いてきた。

 一部の星間物質は太陽風(太陽から全方向へ常に高速で放射されている荷電粒子)の相互作用により生成される。太陽系外縁の理解が深まれば、太陽風と星間物質の相互関係に関する理解も深まるという。

 地球やほかの惑星を高エネルギーの宇宙線から守る第一の保護膜の役割を果たす太陽圏についても、解明が期待されている。(c)AFP

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