国際ニュース検索

火山噴火が熱帯地方の海面温度の低下に関連、米研究

  • 2008年12月22日 17:23 発信地:パリ/フランス
  • 写真
  • ブログ
  • クリッピングする
  • 写真をブログに利用する

エクアドルの首都キト(Quito)北東約90キロのエル・レベンタドール(El Reventador)火山(2008年11月11日撮影)。(c)AFP

【12月22日 AFP】火山の噴火活動が、少なくとも過去450年にわたって熱帯地方を定期的に冷却してきたとする論文が、21日の英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)」オンライン版に発表された。噴き上げられた噴煙の粒子が、熱帯の上空一帯を覆い太陽光を反射するというのがその根拠だ。

 論文は、コロンビア大学ラモントドハティ地球観測研究所(Lamont-Doherty Earth Observatory)のロザンヌ・ダリーゴ(Rosanne D'Arrigo)氏ら3人の科学者によるもの。

 3人は、北緯・南緯30度以下の熱帯地方の海面温度の推移と、氷床コア、木の年輪、サンゴ礁の3つの指標を用いて、気温の推移を約半世紀前までさかのぼって推定した。

 その結果、1600年のペルーのワイナプチナ(Huaynaputina)火山、1815年のインドネシアのタンボラ(Tambora)火山、1883年の同クラカトア(Krakatoa)火山など、大噴火が発生した後に、海面から水深1メートルまでの水温が低く保たれる状態が続くことがわかった。なかでも、約50立方キロのマグマが噴出し、有史最大とされるタンボラ火山の噴火後、最も長期間にわたって低水温の状態が続いた。

 しかし、20世紀に入ってからは、火山活動による海面温度の低下現象が弱まる傾向にあるという。この背景には化石燃料の燃焼がもたらした地球温暖化があると、研究者らは指摘している。(c)AFP

1日2回更新本日の必読記事:2月15日  午後版

多国間共同訓練「コブラ・ゴールド2012」、タイ多国間共同訓練「コブラ・ゴールド2012」、タイ(写真17枚)

このニュースの関連情報

利用方法についてこのニュースをブログなどに利用する

ブログに転載

このニュースをツイートする/ソーシャルブックマークに登録する

  • Buzzurlに追加
  • newsing it!
  • 楽天SocialNewsに投稿!

新着ユーザースライドショー

ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。

新着ユーザースライドショー一覧

中南米 北米 中東・アフリカ アジア・オセアニア ヨーロッパ 中東・アフリカ