関連情報人・動物のクローン技術
韓国のソウル大学(Seoul National University)で、クローン犬のアフガンハウンドの雌2匹とじゃれ合う世界初のクローン犬「スナッピー(Snuppy)」(中央、2008年9月4日撮影)。(c)AFP/Seoul National University
【9月4日 AFP】韓国で誕生した世界初のクローン犬「スナッピー(Snuppy)」が、子イヌたちの父親となった。ソウル大学(Seoul National University)の研究チームが4日、発表した。
同大の李柄千(イ・ビョンチョン、Lee Byung-Chun)教授によると、スナッピーと同じアフガンハウンドのクローン犬の雌2匹を、スナッピーの精子で人工授精させたところ、2匹とも妊娠に成功。5月14日から18日の間に計10匹の子イヌが生まれた。このうち1匹は生後間もなく死亡したが、9匹は順調に育っているという。
李教授は、クローン犬の生殖能力が証明されたことで、通常、特殊能力の訓練に備えて去勢される麻薬探知犬や盲導犬にも繁殖の道が開けると期待する。
研究チームは、以前にクローン狼を誕生させているが、これについても、李教授は、同様の方法でクローン狼を繁殖させたいと意欲を示している。また、同教授らは、日本のレトリーバー犬の組織を用いて、人間のガンを探知できるクローン犬も誕生させている。
当初、スナッピー誕生に至る研究は、クローン研究の第一人者で一時は国民的英雄だった黄禹錫(ファン・ウソク、Hwang Woo-Suk)元ソウル大教授の主導で行われていたが、2006年に黄元教授が研究費横領や倫理違反容疑などで起訴された後は、李教授が独自に研究チームを率いて研究を続けてきた。黄元教授の公判は現在も続いている。(c)AFP
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