【8月5日 AFP】北極海の水深2400メートルの海底で、熱水を噴出する煙突状の穴「ブラックスモーカー」が見つかったと、ノルウェーとスイスの科学者らが4日明らかにした。
ノルウェーのベルゲン大学(University of Bergen)、スイス連邦工科大学・ローザンヌ校(Swiss Federal Institute of Technology)の研究チームは、6月の調査で、グリーンランドとノルウェーの間にある、構造プレートがぶつかり合う大西洋中央海嶺に地熱の流れを検出。北緯73度の海底にブラックスモーカーを発見した。付近の海水温は最高で400度にも達していた。
煙突状の穴から物質が黒い雲のように噴き出されるものをブラックスモーカーと呼ぶ。ブラックスモーカーが初めて観測されたのは、1977年、ガラパゴス諸島沖でのことだ。
太陽光が届かない海底にブラックスモーカーがある海域では、独自の生態系が育まれる。こうした海域では、地中から噴き出される金などの鉱物を食する微生物が新たに発見されている。(c)AFP
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