関連情報NASAの火星探査
火星探査機「フェニックス・マーズ・ランダー(Phoenix Mars Lander)」が地表で掘削した溝の一つ。縦35センチ、横22センチ、深さ7-8センチだという(2008年6月16日提供)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH/UNIVERSITY OF ARIZONA/TEXAS A&M
【6月21日 AFP】火星探査機「フェニックス・マーズ・ランダー(Phoenix Mars Lander)」で調査を進める米航空宇宙局(NASA)の科学者らは、火星の北極付近に氷が存在することを確認したと発表した。
フェニックス計画のメンバー、マーク・レモン(Mark Lemmon)氏は記者会見で、「探していたものを発見した」と発表した。
NASAのジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)は同日先刻にウェブサイト上で、「地表に掘削された溝の中で、4日前に撮影された白色の物体8個が消滅した」と発表。科学者らは、物体を構成していた物質が氷であり、掘削により大気に露出されたことで気化したとの考えを強めていた。
フェニックス計画の研究主任であるアリゾナ大学(University of Arizona)のピーター・スミス(Peter Smith)氏は、「物体が氷だったことは間違いない。数日のうちに完全に消滅したことが確証。構成する物質が塩だとの可能性も指摘されていたが、塩が消滅することはありえない」と話していた。(c)AFP
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