米航空宇宙局(NASA)が公開した天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール「いて座A(Sagittarius A-star、Sgr A*)」の画像(2005年10月14日提供)。(c)AFP/NASA
【4月16日 AFP】天の川銀河の中心で静穏な状態にある巨大ブラックホール「いて座A(Sagittarius A-star、Sgr A*)」が、約300年前に激しく活動していたことが分かった。欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)が15日、発表した。
「いて座A」は地球から約2万6000光年の距離にある、太陽の400万倍の質量を持つ巨大ブラックホール。
京都大学(Kyoto University)のチームは、ESAや日米のエックス線天文衛星による観測で、ガス雲が「いて座A」の近くを通り過ぎる際、エックス線を反射して明るくなったり暗くなったりする現象をとらえた。これは300年前に起こった爆発によるエックス線パルスによるものとみられている。
チームを率いる乾達也(Tatsuya Inui)氏は、天の川銀河のブラックホールが過去にはずっと活発だったことが分かったと指摘し、激しい活動の後に静穏状態になったとの見方を示した。
ESAは、数百年前、ブラックホールの強力な引力が超新星が爆発して発生したガス雲を飲み込み、この一時的な活性化により、ブラックホールからエックス線が発せされたとの仮説を提示した。(c)AFP










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