米航空宇宙局(NASA)の衛星テラ(Terra)に搭載された中分解能撮像分光放射計(MODIS)が撮影した南極半島(2002年3月5日撮影)。(c)AFP/TED SCAMBOS
【2月27日 AFP】エビに似た甲殻類の1種、オキアミは、これまで水深数百メートルまでにしか生息できないとされてきたが、ナンキョクオキアミは南極半島近海の水深3000メートルに生息していることがわかった。
25日の英科学誌「カレント・バイオロジー(Current Biology)」によると、英南極調査所(British Antarctic Survey、BAS)と英サザンプトン国立海洋学センター(National Oceanography Centre)が行った遠隔操作の潜水調査で明らかになった。
同調査所のアンドリュー・クラーク(Andrew Clark)氏は、「オキアミの大半は海表面近くに生息している。卵を抱えたメスも含め、オキアミの成魚が深海の海底付近に生息しているとは驚きだ」とのコメントを寄せている。
ペンギン、アザラシ、クジラなどの海洋動物が主食としているナンキョクオキアミは、植物プランクトンを餌とし、群れで行動する。1つの群れが1万匹に及ぶこともある。成魚は6センチ、最大2グラムで、寿命は8-10年とされる。(c)AFP
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