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火星は生命体には「塩分が多すぎる」、米研究チーム発表

  • 2008年02月17日 13:00 発信地:ボストン/米国
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2007年9月12日、米航空宇宙局(NASA)が発表した火星探査車「オポチュニティ」の捉えた火星のビクトリア・クレーター(Victoria Crater)の画像(2007年8月28日撮影)。(c)AFP/NASA

【2月17日 AFP】米マサチューセッツ(Massachusetts)州ボストン(Boston)で14日から開かれている全米科学振興協会(American Association for the Advancement of ScienceAAAS)の年次総会で16日、火星の生命体について水に含まれる塩分が多かったため初期に絶滅してしまったかもしれないとの研究が発表された。

 米航空宇宙局(NASA)の火星探査車(ローバー)計画の一員、アンドルー・ノール(Andrew Knoll)教授(生命史)は、「火星は長期にわたり非常に乾燥していた」ため、「生命体を見つけるのに最適なのは最も初期の時代だ」と語った。

 高濃度の無機質が生命体を絶滅させたという説を裏付ける探査車による発見に触れ、「水中の塩分が非常に高いので微生物が生き延びるのは困難だ」と述べた。「スピリット」と「オポチュニティ」の2台の探査車は、火星に生命体が存在した証拠を確認できていない。

 この計画の首席研究員でニューヨーク(New York)州コーネル大学(Cornell University)のスティーヴ・スクワイヤーズ(Steven Squyres)教授は、「生命体が存在するとすれば地下だ」とみる。それ以外の場所では、生命体が発した気体が大気中に残るはずだという。ノール教授はまた、「巨大いん石絶滅説」も紹介した。

 前年12月、NASAは探査車が純度の高い二酸化ケイ素を発見したと発表している。スクワイヤーズ教授はこの二酸化ケイ素は、地球上では源泉のわき出る場所の近くか天然ガスが出る火口付近で形成されると指摘した。

 探査車は当初予想されていた3か月の稼働寿命を超える4年目の現在も火星で探査を続けている。(c)AFP
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