2007年6月27日に米航空宇宙局(NASA)が公開した、無人探査機「NEAR」が撮影した小惑星マチルド(Mathilde)の写真。(c)AFP/NASA
【1月30日 AFP】直径約250メートルの大型小惑星が最も地球に接近した29日、米国各地で天文学者や天文学ファンら多数が小惑星の通過を見守った。
米航空宇宙局(NASA)は、当日の天候が晴天で十分な暗さのある夜空であれば、口径7.5センチ以上の望遠鏡を用いてアマチュアでも小惑星「2007 TU24」を確認できると発表していた。
「小惑星が接近し再び地球から遠ざかっていくのを、この目で確認できた」と、米カリフォルニア(California)州パサディナ(Pasadena)にあるNASAのジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)のD.C. Agle報道官は語った。
NASAによれば、直径約250メートルの「2007 TU24」と同程度の大きさの物体が地球に衝突した場合、衝突した地域は壊滅的な被害を被るという。
しかし、Agle報道官によれば、「2007 TU24」は最接近時でも地球との距離は53万8000キロで、地球から月までの距離の1.4倍もあることから衝突の恐れは全くないという。
また、同研究所の天文学者、スティーブ・オストロ(Steve Ostro)氏によると、小惑星が最後に地球にこれほど近くまで接近したのは2000年以上前で、次に小惑星がこれほど近くまで地球に接近するのは22世紀の末頃になるだろうと述べている。(c)AFP






