関連写真 1枚

【11月6日 AFP】中国初の月探査衛星「嫦娥(じょうが)1号(Chang’e I)」が5日、月周回軌道に入ることに成功し、1年間におよぶ月探査活動の重要な第一歩を踏み出した。
10月24日に打ち上げられた嫦娥1号は中国の宇宙開発の象徴で、これにより同国は日本やインドの新たなライバルとして月探査競争に参入した。日本も8月に初の月探査衛星の打ち上げに成功、一方インドも2008年に同様の打ち上げを計画している。
中国中央テレビ局(China Central Television、CCTV)は同日、月探査計画の技術主任の話として、同探査衛星が月周回軌道に無事突入したことを伝えた。
嫦娥1号は逆推進ロケットを22分間噴射して速度を落とし、月面からの高度200キロメートル以内に接近。月の引力で月周回軌道に入った。
新華(Xinhua)社通信が関係者の話として伝えたところによると、嫦娥1号はこのまま2日間楕円軌道を周回する予定で、遠いところは月から8500キロメートルまで離れ、近いところでは200キロメートル以内まで接近。その後、速度を落としながら7日に高度200キロメートル、1周127分の最終軌道に入る予定。
1年間に及ぶミッションでは、月面の撮影のほか、月面の土壌成分などの調査を行う。最初の画像は今月下旬になってようやく送信される見通し。
月へ飛び立った伝説の仙女にちなんで名付けられた嫦娥1号の打ち上げは、中国の月探査計画の第一段階。中国は無人探査ローバーによる月面探査を2012年までに実施する計画で、2020年前後には有人探査も計画している。
中国を訪問中のロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官は北京(Beijing)で同日、曹剛川(Cao Gangchuan)国防相との会談後に記者会見で、「今回の成功について、(曹国防相と)中国国民にお祝いを申し上げる。これは明らかに中国の産業および技術革新の功績だ」と祝辞を述べた。(c)AFP





ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。
拡大して見られた人気写真ランキング。会員登録で拡大写真が見られます。登録は無料で簡単。