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国際キログラム原器、50マイクログラムの減量明らかに

  • 2007年09月16日 16:08 発信地:パリ/フランス
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2007年9月14日に配信された、パリ(Paris)郊外・セーブル(Sevres)の国際度量衡局(International Bureau of Weights and Measures)で保管されている国際キログラム原器。(c)AFP/BIPM

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【9月16日 AFP】フランス・パリ(Paris)郊外のセーブル(Sevres)にある国際度量衡局(International Bureau of Weights and Measures)で保管されている国際キログラム原器が50マイクログラム(1マイクログラムは100万分の1グラム)軽くなっていることが分かった。

 原器はプラチナ(白金)とイリジウムからなる合金の円柱で、1889年以来、釣り鐘形ガラスの容器に3重に鍵を掛けられ厳重に保管されてきた。原器を基に作った複製の平均よりなぜ軽くなったかは謎だという。

 距離、時間、空間などあらゆる測定精度が一世代前からは想像を絶する程高くなった今日では、100万分の数グラムでも事は重大となる。

 国際度量衡局の科学者らは今回の珍事に一様に困惑を隠しきれない様子。

 同局のリチャード・デイビス(Richard Davis)局長は、「原器も複製も同様の状態で保管されていたため、今回の現象がどのようにして起こったのか理解できない。両者は、同時期に同様の手法で作られている」とAFPの取材に話している。

 デイビス局長や科学者に50マイクログラム軽減の説明は不可能でも、問題解決の手段は持ち合わせるようだ。

 2010年までに、現行の原器は、最新の高純度シリコン28でできた直径93ミリの完全な球体に取って代わられるという。

 デイビス局長は、「シリコン28の長所は安定性。時間の経過でこの物質が変化することはない。キログラム原器の材料として不変である意味は大きい」と強調した。(c)AFP

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