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ホーキング、子どもたちに宇宙を語る 初の児童向け科学解説書出版へ

  • 2007年09月04日 16:48 発信地:ケンブリッジ/英国
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2007年9月3日、ケンブリッジ大学の研究室のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士。(c)AFP/Leon Neal

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【9月4日 AFP】世界的に著名な英物理学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士による初の児童書が出版されることが、3日明らかになった。

 ホーキング博士は自身が教授を務めるケンブリッジ大学(Cambridge University)で同日記者会見を開き、児童書の出版計画を発表。出版目的は、「現実の科学もSFと同じくらいワクワクするものだと思ってもらうため」と述べた。

 今回出版される書籍のタイトルは『George's Secret Key to the Universe(宇宙の謎を解くジョージの秘密の鍵)』。3部作の第1作目となる。博士のお気に入りのテーマであるブラックホールのほか、太陽系、小惑星などの天体の仕組みを解説する内容で、主人公の少年たちが活躍する物語の形式を取っている。

「子どもの方が柔軟な考え方をするし、学習意欲に満ちているので大人よりも宇宙のことを説明しやすい」と博士は語っている。

 6日にフランス語版、次週には英語版が出版され、最終的には29か国で刊行される予定。第2部は2008年に出版される見通し。

 作品の原案は娘のルーシー(Lucy)さん。博士とルーシーさん、そしてホーキング教授の下で博士論文を仕上げた最初のフランス人、クリストフ・ガルファール(Christophe Galfard)さんとの3人の共著となる。

 温暖化から地球を守るか、ヒトが住める別の惑星を発見するか?ーー物語の中で主人公たちが直面する二者択一の問題にどう立ち向かうかとの問いに、ホーキング博士は本書の主人公同様、「両方を追求したい」と答えた。「地球温暖化が自律的に継続し、温室効果ガスの排出量を削減しても気温が上昇し続けることを心配している。まだその段階までは行っていないことを願っているが、事態は急を要する。結局人類は宇宙に進出しなければ未来がないと思う。母なる地球を越えて活動の範囲を広げていかなければ、人類はいずれ小惑星の衝突か、核戦争で絶滅するだろう」(c)AFP/Elodie Mazein

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