【9月1日 AFP】ロシア宇宙局(Roskosmos)は8月31日、月への有人飛行を2025年までに行い、その後恒久的な月面基地の建設を目指すと発表した。

 宇宙局のAnatoly Perminov局長は報道陣に対し、「2025年までには月への有人飛行の準備が整うだろう」と述べ、また2027年から2032年には常駐可能な月面基地が完成するとの見解を示した。

 Perminov局長は今後30年の計画を提示したうえで、国際宇宙ステーション(International Space StationISS)のロシア区画の建設を2015年までに終えることにより、ISSでの本格的な宇宙研究が可能になると期待を寄せた。(c)AFP