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「植物も音に反応」、韓国の研究チームが発表

  • 2007年08月30日 22:39 発信地:パリ/フランス
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インドネシアのバリ(Bali)にある水田で農作業をする農民(2006年2月16日撮影)。(c)AFP/Jewel SAMAD

【8月30日 AFP】植物も音に反応するという研究を韓国の科学者らがまとめたと、9月1日発売の英誌『ニュー・サイエンティスト(New Scientist)』が報じた。音を利用した農作物の収穫向上が期待される。

 研究を行ったのは、ソウル南方の都市、水原(スウォン、Suwon)にある国立農業生命工学研究院(National Institute of Agricultural Biotechnology)の研究チーム。

 研究チームは、光や接触に反応する植物には音にも反応する能力もあるという仮説を立て、研究所の敷地につくった稲田にルートウィヒ・ベートーベン(Ludwig van Beethoven)の「月光(Moonlight Sonata)」などクラシック音楽14曲を流し、遺伝子活動の変化を観察した。

 その結果、音楽そのものに対する変化はみられなかったものの、特定の周波数に対する遺伝子反応があったという。周波数125ヘルツと250ヘルツに対して、光に対して反応することで知られるrbcS遺伝子とAld遺伝子の活動が活発化したのだ。一方、周波数が50ヘルツ以下になると活動は停滞したという。

 研究チームは、光が実験に影響しないよう暗闇でも同様の実験を行ったが、同様の結果が得られた。

 このことから、rbcS遺伝子とAld遺伝子を「音反応スイッチ」として利用すれば、植物の主要機能をコントロールする他の遺伝子操作が可能になるのではと研究チームは期待する。

 一方、風の影響で周波数が乱れる恐れのある屋外で実験を行うなど、研究チームによる実験の規模や手法の有効性を疑問視する声もある。

 研究の詳細は科学専門誌「Molecular Breeding」に掲載される。(c)AFP

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