【7月7日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は6日、データ収集機に不具合が生じたことなどから8日に予定されていた無人探査機「ドーン(Dawn)」の打ち上げを24時間延期すると発表した。

 「延期は、打ち上げロケットからのデータ信号を収集する航空機に不具合が生じたことと、追跡装置を持つ船舶が利用できない状況にあるため」とNASAはホームページで発表した。

 発表によると、新たな打ち上げは9日の現地時間3時56分(GMT19時56分)から4時26分(GMT20時26分)の間にフロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)空軍基地のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)で行われる。

 探査機ドーンは、8年間にわたって太陽系最大級の2つの小惑星を探査し、太陽系の起源をめぐる謎を解明するための手がかりを集める。(c)AFP