2007年6月29日、ブルゴス州(Burgos)北部のAtapuerca Sierraで発掘された100万年前の人類の歯。(c)AFP/FUNDACION ATAPEURCA
【6月30日 AFP】スペインの研究者は29日、100万年以上前のものと思われるヒトの歯を発掘したと発表した。これは、西欧で見つかった人類の化石としては最古と思われる。
27日にスペイン北部のブルゴス州(Burgos)のAtapuerca Sierraで発掘された臼歯について、共同研究者のJose Maria Bermudez de Castroさんは、もっとも古くて120万年ほど前のものだろうと推測した。
Atapuerca Foundationは声明で、「この歯は西欧最古の人類の化石ということになります。100万年以上前に道具を使っていたヒト科の動物の解剖学的証拠が、やっと出てきたというわけです」と述べた。
さらに、「単独の化石のため、この歯がどのヒト属のものなのかを現時点で判断するのは不可能」だが、最初の分析では「ホモ・アンテセッサーの祖先のものと考えられる」と説明した。
ホモ・アンテセッサーの化石は、1994年に近くのグラン・ドリナ遺跡(Gran Dolina)でいくつか見つかっている。この発見により、それまでの科学者たちが約50万年と想定していた人類の歴史は、80万年前までさかのぼった。続いてスペイン各地で化石が発掘されたことから、50万年以上前の説の信憑性が高まっていた。(c)AFP
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