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火星で「水の存在」を示す新証拠を発見

  • 2007年05月22日 14:03 発信地:ロサンゼルス/米国
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火星地表面を探査するスピリットのイメージ画像(NASA提供)。(c)AFP/NASA

【5月22日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は21日、太古の火星に水が存在し、生命を育む条件を備えていた可能性を示す証拠を発見したと発表した。

 NASAの無人探査車「スピリット(Spirit)」は、火星の土壌の一部から高濃度のシリカを検出した。シリカは火山活動などで形成され、生成には「水」が必要とされるため、火星表面に水が存在した証拠になるという。また、太古の火星が生命を育む環境であった可能性を示す新証拠にもなるという。

 スピリットは、アーム部分に搭載する高感度X線分光器を使用して、火星のグゼブ・クレーター(Gusev Crater)付近で今回の物質を検出した。 

 NASAの研究者は今回の発見について、「グゼブ・クレーター付近に水が存在していたことを示す最強の証拠」としている。

 コーネル大学(Cornell University)のSteve Squyres氏も、「画期的だ」と評価。「探査開始から約1200日が経過した現時点で、このような発見があるとは驚くべきことだ。ほかにもさまざまな発見があるかもしれない」と期待感を示す。

 現場付近では以前にも、水が溜まって流れたような痕跡、硫黄分に富んだ土壌、火山活動があった証拠などがスピリットによって発見されていた。
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