
【パリ/フランス 25日 AFP】欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)の観測チームは25日、太陽系外に地球とよく似た特徴を持つ「地球型惑星」を発見したと発表した。地球外生命の探索対象として、大きな関心を呼ぶことは必至だ。
■新惑星は「グリーゼ581」の周りを公転
ESOの発表によると、新惑星は地球から天秤座の方向に約20光年離れた位置にあり、質量は地球の約5倍。太陽系で最も外側にある海王星とほぼ同じ大きさで、赤色矮星「グリーゼ581(Gliese 581)」のまわりを公転している。
新惑星と「グリーゼ581」の距離は地球・太陽間の14分の1しかないが、「グリーゼ581」の温度がかなり低いため、新惑星の推定平均気温は摂氏0~40度程度だと推定される。新惑星の公転速度は速く、わずか13日で軌道を一周する。
■液体の水が存在できる温度の新惑星に「生命存在」の期待
観測チームの一員、スイスのジュネーブ大学(Geneva University)のStephane Udry主任研究員の説明によると、「推定平均温度が、液体の水が存在できる範囲である上に、惑星の半径は地球の1.5倍程度。表面は地球のように岩山や海に覆われている可能性が高い」という。
フランスのグルノーブル大学(Grenoble University)のXavier Delfosse氏は、「誰もが知っているとおり、生命の存在には液体の水が不可欠だ」と水の存在の重要性を強調し、その可能性が高い新惑星に注目する。同氏は、今後の地球外生命の存在を探る宇宙探査ミッションにおいて、液体の水が存在できる推定温度であり、地球から比較的近い新惑星が重要な調査対象になることは間違いないと明言している。
写真は24日、ESOが公開した「地球型惑星」と「グリーゼ581」の想像図。(c)AFP/MARTIN BERNETTI










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