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食中毒キットを開発、米研究グループ発表 - 米国

  • 2007年03月26日 19:04 発信地:米国
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写真は1月25日、ロサンゼルスで開催された米国俳優協会賞(Screen Actors Guild Awards)用に用意された前菜。(c)Getty Images Michael Buckner

【シカゴ/米国 25日 AFP】鮮度が落ちた生鮮食品を、思い切って捨てるか。「まだ大丈夫」と、料理して食べるか。食中毒を恐れる多くの人々にとって、悩める問題である。サウスカロライナ大学(University of South Carolina)の研究グループは25日、そうした悩みを一挙解決するツールを開発したと発表した。

 このツールは使い捨ての試験紙で、材質は特殊ポリマー。食中毒菌が生成する化学物質(不揮発性アミン)の度合いによって色が変化するため、食品の腐敗度、つまり、食品の安全性を測定することができるという。

 25日にシカゴで開催された米国化学会(American Chemical Society)総会で発表された同研究グループの論文によると、サケ、マグロ、缶詰マグロで行った実験では、腐敗の進んだ魚では濃い紫色から黄色に、腐敗が中程度の魚では濃い紫色から赤色に色が変化した。さらに、タンパク質のわずかな腐敗も検出された。測定精度は90%であることが確認されたという。

 研究グループは、野菜、果物、肉でも試験を実施する予定。

 同大学のJohn Lavigne助教授は、「食品の品質に関する考え方が変わり、公衆衛生にも大きな影響を与えるだろう」と、同ツールの潜在的な影響力を評価する。将来的には、家庭やレストランで気軽に使用できるテストキットとして販売したいということだ。

 写真は1月25日、ロサンゼルスで開催された米国俳優協会賞(Screen Actors Guild Awards)用に用意された前菜。(c)Getty Images Michael Buckner
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