写真は14日、記者会見するマイクロソフトのレイクス事業部門プレジデント(左)と、テルミーのMcCue CEO。(c)AFP/MICROSOFT/Ron Wurzer
【ロサンゼルス/米国 14日 AFP】ソフトウエア最大手の米マイクロソフト(Microsoft)は14日、インターネット上で音声認識を応用する技術を開発したテルミー・ネットワークス(Tellme Networks)を買収すると発表した。同社の技術によって、キーボードを使わず音声だけでインターネット検索を行うことが可能になるとしている。
マイクロソフトのスティーブ・バルマー(Steve Ballmer)CEOは、記者会見で、「音声認識は、身近で簡単なインターフェースとして素晴らしい可能性を秘めている」と述べた。
「テルミーの買収によって、わが社は音声認識に詳しい人材と技術力、経験を得ることができ、新製品の開発を通して、人とコンピューターの関わり方に革命を起こすだろう」。
テルミーは1999年創立。「誰もがどんな電話からでも言いたいことを言って応答が得られるように」という企業目標を掲げている。同社の音声認識技術は、電話番号案内と企業の顧客向け電話案内サービスなどに活用されている。
マイクロソフトによれば、提供する情報は、株価やスポーツの試合結果、天気予報や映画館情報、ドライブ情報など多岐にわたる。
テルミー共同創設者のMike McCue CEOは、「わが社は、誰でも何がしたいのか口にするだけで簡単に必要なものが得られるという発想から設立され、まず電話分野で目的を達成した」と話した。
「マイクロソフトと共同でなら、わが社の構想を世界各地の企業や事業、消費者にまで拡大することが可能になる」。
マイクロソフトは、テルミーの音声認識技術を自社の携帯端末向けインターネット検索サービスや、自社開発した自動音声通信ソフトなどに取り入れ、提携企業間で共有する計画を立てている。
マイクロソフトのジェフ・レイクス(Jeff Raikes)ビジネス部門担当プレジデントは、「われわれは、音声認識技術において偉大な一歩を記した。ただ、現段階の計画は、まだ可能性の一端を表したものでしかない」と述べ、「テルミー買収によって、マイクロソフトが開発した音声認識技術はさらに強化されるだろう」との展望を示した。
買収完了は、今年半ばごろとみられる。買収による資産価値などは明らかにされていない。テルミーの従業員320人は、買収後もカリフォルニア州マウンテンビュー(Mountain View)の同社で勤務を継続する。
写真は14日、記者会見するマイクロソフトのレイクス事業部門プレジデント(左)と、テルミーのMcCue CEO。(c)AFP/MICROSOFT/Ron Wurzer
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