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多目的な用途に利用可能な測位衛星「北斗」を打ち上げ - 中国

  • 2007年02月03日 14:27 発信地:中国
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写真は珠海(Zhuhai)で開催された第6回「国際航空宇宙展(China International Aviation and Aerospace Exhibition)」展示された長征(2006年10月30日撮影)。(c)AFP/Ted ALJIBE

【西昌/中国 3日 AFP】中国は3日早朝、実験用測位衛星「北斗(Beidou)」の打ち上げを実施した。

■衛星破壊実験に成功後、初の衛星打ち上げ

 新華社通信の報道によると、打ち上げは四川省西昌(Xichang)の衛星発射基地から「長征3A(Long March 3-A」ロケットを使用して行われた。打ち上げから24分後に衛星は計画通り衛星軌道上に切り離されたという。2000年10月に初めて打ち上げが開始された北斗は、3日の打ち上げで通算4機目となる。

 またこの衛星打ち上げは、1月11日に気象衛星の破壊実験に成功して以来、初めてとなる。人工衛星の破壊に成功した国は米国、旧ソ連に次いで3か国目で、実験成功は、宇宙空間への軍拡競争が再燃するとの懸念を国際社会に呼び起こしている。

■多目的に利用される衛星システム

 こうした衛星システムは、2008年までに、中国やアジア各国のユーザー向けに運用を開始する予定。将来的には、世界中にサービスを拡充することも視野に入れ開発が進められている。

 今後は、運輸業界のナビゲーションシステムや気象学、石油探査、森林火災、災害予測、さらには電信やその他公共サービスまで、広くカバーすることが見込まれている。

 中国は、このようなシステムを独自開発できる数少ない国家の1つといわれている。

 写真は珠海(Zhuhai)で開催された第6回「国際航空宇宙展(China International Aviation and Aerospace Exhibition)」展示された長征(2006年10月30日撮影)。(c)AFP/Ted ALJIBE
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