【オタワ/カナダ 1日 AFP】カナダ天然資源省はこのほど、生物の多様性や気候変動を衛星で観測する米国との共同プロジェクトを立ち上げたことを明らかにした。
同省の声明によると、共同プロジェクトでは「赤外線やレーダーなどの地球観測技術により、地形の健全性や国境を越えた自然火災のリスク、生物の多様性における変化、気候変動による永久凍土の変化など、さまざまな観測に必要な情報が提供される」という。永久凍土とは、2年以上セ氏0度以下に保たれる地面のことで、地球温暖化の進行を示す重要な指標となる。
ギャリー・ルン(Gary Lunn)天然資源相は、「両国が情報を共有し、知識を最大限に活用することで、より詳細に北半球の永久凍土などを観測することができる」と説明。永久凍土の観測情報は主に、気候変動が両国の居住区やインフラ設備、生態系などに及ぼす影響の評価に利用されるという。
写真は北米大陸の衛星衛星画像(2003年8月24日撮影)。(c)AFP/UW SSEC