【ロンドン/英国 4日 AFP】英国気象局によると、2007年のは観測史上最も暖かい年になる可能性があるという。
英国気象局はこのほど発表した声明で、今後の平均気温が1961年から1990年の間に観測された平均気温14度を0.54度、上回るとの見通しを示した。さらに、60%の確率で、2007年はこれまで最も気温が高かった年1998年を抜いて、観測史上最も気温が高い年になるだろうと述べている。
当局は、「この温度の上昇は、太平洋上で発生しているエルニーニョ現象が、2007年初頭から数か月間続き、それが大きく関連している」と指摘した。
声明によると、エルニーニョ現象の発生による地域的な温暖化はその後拡大し、2007年の1年間、地球全体に影響を及ぼし、世界中の気温を上昇させるのだという。
■ 気候変動への警告
今回の発表に関して、気象局関係者のKatie Hopkins氏は、「これは世界中で気候変動が起きていることに対する、新たな警告だ」としている。
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の中央部から東部にかけて一時的に海水の温度が上昇する現象。南米沿岸西部からアフリカ東部にかけて異常気象を引き起こし、長期的には地球規模での気候変動をもたらす原因となると考えられている。
過去数か月の間にも、エルニーニョ現象が原因で、オーストラリアでは多数の山火事や干ばつが発生、アフリカ東部は豪雨に見舞われた。このほか、世界中でさまざまな異常気象が発生したとされている。
写真は、米国フロリダで行われた温暖化防止を呼びかける集会で、「温暖化をストップ」と人文字を描くグリーンピースの活動家ら。(c)AFP
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