【バンクーバー島/カナダ 30日 AFP】NASAは29日、バンクーバー島(Vancouver Island)沖合いに大量発生した藻類の衛星画像を公開した。地球観測衛星アクア(Aqua satellite)の中分解能撮像分光放射計(MODIS)が、数百万の微小植物プランクトンが青緑色の渦を形成する様子をとらえたもの。気象の変化が影響している可能性があるとして、科学者たちは30日にも標本を採取するもよう。ブリティッシュコロンビア州シドニー海洋科学研究所の物理学者Jim Gower氏によれば、こうした微細藻類の大発生は「ブルーム」と呼ばれる現象で、バンクーバー島沖合いのものはNASAの衛星画像に6月下旬から映るようになったという。今回のブルームは当初、有害性が懸念されたが、円石藻と呼ばれる植物プランクトンの大量繁殖によるものらしく、円石藻が生産する白いチョーク質が海中に確認された。英国ドーバー海峡の白亜の崖も、そうして発生したチョーク質によって形成されたものと考えられている。写真は、衛星アクアがとらえた円石藻のブルーム。(c)AFP
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