【米国 6日 Getty Images/AFP】5日、NASA(米国航空宇宙局)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)で、「クリスマスツリークラスタ」(Christmas Tree Cluster)が確認された。この明るく輝いた装飾模様は、誕生したばかりの星で形成されている。ただし、包装された贈り物のように、厚い層の宇宙塵に隠れており、5日にNASAによって撮影されたこの画像でしか見ることができない。天文学者らによれば、この装飾模様は、星の形成を扱う物理学を研究する際、これまでで最高の実験データになるという。誕生して間もない星は、画像の中心寄りにピンクと赤い点で現れている。車輪のスポークや雪片(スノーフレーク)のパターンと類似する形状を見せながら、星はその線形に沿って、等間隔で形成されていると思われる。そこで、この新発見を天文学者らは「スノーフレーククラスタ」(Snowflake Cluster)と名付けた。だが、あらゆる雪片(スノーフレーク)と同じように、この美しさも永遠には続かない。星が車輪のスポークの直線パターンをたどっていることから、天文学者らはとても若い原始星か誕生間もない星であると見ている。わずか10万歳という若さのため、星は誕生時のまま動いていないが、時間がたつにつれ、星は自然に移動し始める。そして、現在の状態は崩れ、いずれ雪片(スノーフレーク)のデザインは見られなくなる。(c) Getty Images/AFP