【9月24日 AFP】米インターネット大手グーグル(Google)は23日、世界各国の憲法を閲覧することのできるウェブサイト「constituteproject.org」を公開した。

 衝突や政治的危機から立ち直りつつある国々を視野に入れ、憲法草案作成の際に他国が過去に制定した憲法を参照できるようにすることが目的という。
 グーグル・アイデアズ(Google Ideas)の責任者、ジャレド・コーエン(Jared Cohen)氏は「(各国の)憲法を世界中からオンラインで閲覧できるようにまとめ、憲法制定の過程にあるさまざまな政府が有効活用できるようにしたかった」と語った。

 同サイトは「比較憲法プロジェクト(Comparative Constitutions ProjectCCP)」と関係のある研究者らの協力を得て設計された。
「constituteproject.org」では、さまざまな憲法を国別や年代順で検索することができる。また、市民権や外交、司法権の独立と権限などの項目ごとに閲覧することも可能だ。(c)AFP