【2月1日 AFP】米グーグル(Google)は31日、同社が提供する地図サービス「グーグルマップ(Google Maps)」のストリートビュー(Street View)機能で、米国のグランドキャニオン(Grand Canyon)の旅を疑似体験できるサービスを公開した。

 グーグルマップ製品担当マネージャーのライアン・フェイラー(Ryan Falor)氏のブログ投稿によると、120キロメートル以上の遊歩道や周辺道路からの360度の景色を楽しめる。「細い遊歩道や渓谷に降りるハイキング道をめぐってください。かの有名なブライト・エンジェル・トレイル(Bright Angel Trail)やコロラド川(Colorado River)の雄大な景色に息をのむことでしょう」(フェイラー氏)

 パノラマ画像は、グーグルのモバイル端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」を搭載したバックパック型カメラシステムで撮影された。撮影チームは重さ18キロの機器を背負い、「気温の上下や数回のこむら返りに耐えながら」画像を集めたという。(c)AFP