【12月3日 AFP】台湾・台北(Taipei)の市庁舎前広場で2日、1368人が傘を使った人文字で2次元バーコード「QRコード」を作り、台湾をPRするイベントが開かれた。

 QRコードは、ウェブサイトや動画、ソーシャルサイトなどにユーザーを案内するために使われており、海外でも多機能携帯電話(スマートフォン)の普及とともに利用が増加している。

 今回のイベントには、エバー航空(EVA Airways)や自転車メーカーのジャイアント(Giant)などの従業員らも参加。傘で「Hi」と描かれたQRコードを形作った。

 イベントを主宰したNPO団体「温世仁文教基金会(Sayling Wen Cultural & Educational Foundation)」は、AFPの取材に「台湾をPRする方法は他にもあるだろうが、敢えてQRコードを選んだ」と説明。携帯電話で写真に撮るだけで簡単に同団体のウェブサイトにアクセスでき、台湾で開かれる催事の最新情報を知ることが可能だと利便性をアピールした。(c)AFP