【11月30日 AFP】米マイクロソフト(Microsoft)は29日、基本ソフト(OS)「Windows 8 Pro」を搭載したタブレット端末「サーフェス(Surface)」の新モデルを、米国で来年1月に発売すると発表した。

 Windows 8 ProはPCとタブレットの両方に向けて設計された新OS。サーフェスの新モデルは米インテル(Intel)製プロセッサーを搭載する。

 マイクロソフトのパノス・パナイ(Panos Panay)氏は新モデルは「完全なPCであり、タブレットでもある」とブログ上で述べた。「これが全て、重さ2ポンド(約907グラム)未満、厚さ14ミリメートル未満のPCの中に入っている。Windows RT搭載のサーフェス、Windows 8 Pro搭載のサーフェスの両方について、私たちは胸を躍らせています」

 同社は10月、モバイル端末用プロセッサーとWindows RTを搭載したサーフェスを、人気のタブレット端末「iPad(アイパッド)」とほぼ同じ水準の価格で発売した。

 より高い価格に設定されたWindows 8 Pro搭載モデルは、ビジネスユーザーや、ノートパソコンの代用品を求めるユーザーに焦点を合わせた製品とみられる。価格は64GBモデルが899ドル(約7万4000円)、128GBモデルは999ドル(約8万2000円)。いずれもキーボードを兼ねるタッチカバーの価格は含まれていない。(c)AFP