【11月16日 AFP】英調査会社ガートナー(Gartner)が15日発表した携帯端末の市場調査によると、第3四半期に世界で売れたスマートフォン(多機能携帯電話)のうち、半数以上が米グーグル(Google)のOSアンドロイド(Android)搭載端末だった。

 アンドロイド携帯の販売台数は6050万台で、スマートフォンのシェアを前年同期の25.3%から52.5%へ大幅に伸ばした。

 米アップル(Apple)のiOSソフトウエアを搭載したiPhone(アイフォーン)の販売台数は、1730万台。iPhoneのシェアは前年同期の16.6%から15.0%へ下がった。

 ガートナーの主任アナリスト、ロベルタ・コッツァ(Roberta Cozza)氏は、「大衆市場向け製品の多さ、弱い競争環境、競合するOSで魅力的な新製品が欠如していたことなどが、アンドロイドに有利に働いた」と述べた。(c)AFP