【11月14日 Relaxnews】ダイエットは大変で、カロリー計算も難しい。だが、現在開発中のスマートフォン(多機能携帯電話)用アプリ「プレートメート(PlateMate)」を使えば、スマートフォンにカロリー計算を代行させることができるようになる。開発中のアプリ「プレートメート」で料理の写真を撮影すると、すぐに料理のカロリー量が返されるという。

 開発しているのは米ハーバード大学(Harvard University)で工学を学んだ元学生2人。米紙ボストン・グローブ(Boston Globe)によると、2人は現在、それぞれ米マイクロソフト(Microsoft)と米グーグル(Google)で働いており、先月このアイディアの企画書を出したという。商品化の時期は明らかにされていない。

 プレートメートが画像からカロリーを算出する仕組みには、アマゾン・メカニカルターク(Amazon Mechanical Turk)が使われている。メカニカルタークはもともとアマゾンの商品リストを改善するために作られたサービスだった。

 技術系ブログ「Gizmag」によると、料理の写真を「ターカー」と呼ばれる人びとが有償で確認し、それぞれの画像に写った食品の種類や量を推計する。複数のターカーたちの出した結論の平均がスマートフォンに返されるという仕組みだ。食べたものを自分で記録するよりも精度が高く、食事をとるときに栄養士がとなりに座っているようなものだ。(c)Relaxnews/AFPBB News