【7月15日 AFP】米インターネット大手グーグル(Google)の最高経営責任者(CEO)ラリー・ペイジ(Larry Page)氏は14日、同社が6月末に立ち上げたソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)「グーグルプラス(Google+)」のユーザーが1000万人を超え、共有されるファイルも1日あたり10億件に上っていると発表した。

「グーグルプラス」はグーグルが米SNS最大手フェイスブック(Facebook)に対抗して立ち上げたもので、現在は試験サービス段階にあり、招待制を採用している。

 最大の特徴は、友人や家族を別個の「サークル(ネットワーク)」に分け、情報を特定のサークルのメンバーだけと共有できる点だ。グーグルのビック・ガンドトラ(Vic Gundotra)エンジニアリング担当副社長は、ブログで「実生活の細やかさや豊かさを、ソフトウェアの世界にも持ち込みたかった」と語っている。

 ライバルのフェイスブックでは、比較的複雑な手順を経てグループ分けをしない限り情報がすべての友人と共有されてしまい、これが非難の的にもなっていた。(c)AFP