【7月8日 ActiPress】セブン&アイ・ホールディングス(Seven and i Holdings)は6日、全国約1万4000店をスマートフォンやパソコンからインターネットに接続できる無線LANスポットにすると発表した。

 NTT東日本の公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」を 各店舗に導入し、店全体を無線LANの基地局にしてしまおうというこの試みは、「7SPOT」とネーミングされた。回線を利用して地域コミュニティーを活性化する「生活インフラ」構築に向けた協業となる。

 「外でも使える光」を合言葉に店舗でモバイル高速ブロードバンド環境を実現させる。セブン&アイ・ホールディングスはこれまでに、ATMの導入や公共料金の振込みなどでも業界をリードしてきた実績があり、今回の発表にも期待が高まる。少なからずともコンビニ業界に一石を投じる貴重な事例になることは間違いないだろう。(c)ActiPress/放送アナリスト 佐藤和俊