【1月18日 AFP】米アップル(Apple)の共同創業者で最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏(55)は17日、病気療養のため休職すると発表した。CEO職にはとどまり、重要な戦略決定には関与するが、日常業務はティム・クック(Tim Cook)最高執行責任者(COO)が代行するという。

 ジョブズ氏は2004年に膵臓(すいぞう)がんの手術を受け、2009年には肝臓移植を受けた。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は「状況に詳しい人物」からの情報として、ジョブズ氏は肝臓移植につきものの免疫系の問題を抱えており、健康は浮き沈みを繰り返していると報じている。マッキントッシュPC、iPodiPhoneiPadなどのヒット商品の立役者となった同氏が再度療養することで、アップルの将来への不安が再燃している。(c)AFP

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