【11月29日 AFP】28日に米公館の外交機密電文を公開した内部告発ウェブサイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が、大規模なサイバー攻撃を受けている。

 ウィキリークスがマイクロブログ「ツイッター(Twitter)」で公表したところによると、DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)は新たな機密文書の公開予定時刻の数時間前にあたる日本時間29日午前2時ごろから始まり、メインサイト「http://wikileaks.org」がアクセス不可能となった。

 ウィキリークスはミラーサイト「http://cablegate.wikileaks.org」を作成し、米政府の公電内容を予定通り公開。また米、英、仏、独、スペインの新聞社も、別途入手した公電内容を独自に公開した。

 サイバー攻撃の発信元は不明。メインサイトは現在も攻撃を受けているとみられ、アクセス困難な状況が続いている。(c)AFP

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