【9月28日 AFP】米主要メディアが最も多く報道した米テクノロジー企業はアップル(Apple)で、その取り上げ方は「好意的」なものが多い――。米非営利調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は27日、こうした調査結果を発表した。

 調査では、2009年6月~2010年6月に計52の報道機関が配信したテクノロジー関連ニュースの内容を分析した。報道機関には、11の新聞、3つのケーブルテレビ局、3のネットワークニュースチャンネル、12のウェブサイト、10のラジオ番組が含まれる。

 全ニュースの15%と最も多く取り上げられたのはアップルだった。2位はグーグル(Google)の11%で、ツイッター(Twitter、7%)、フェースブック(Facebook、5%)、マイクロソフト(Microsoft、3%)が続いた。

 好意的な記事と否定的な記事は、30%対27%で前者がわずかに上回った。肯定的なものとしては、生活が便利になり生産性も上がるといった社会への貢献に注目するものが多く、否定的なものとしては、個人情報流出や児童性的略取の恐れ、運転中のメール使用の危険性などを挙げるものが多かった。(c)AFP