米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で開催された世界最大級の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(Consumer Electronics Show、CES)のインテル(Intel)のブースで、コンピューターを通してインターネットのコンテンツを選択する来場者(2010年1月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Robyn Beck
【7月22日 AFP】デジタルメディアの取得や再生に関する業界標準策定を目的とするエンターテインメント、IT、家電メーカーなど大手約60社からなる団体「Digital Entertainment Content Ecosystem(DECE、デジタル・エンターテインメントコンテント・エコシステム)」は20日、販売したデジタルコンテンツをオンライン上に保存し、ユーザーが好きな機器で再生できる新たなプロジェクト「ウルトラバイオレット(UltraViolet)」を立ち上げると発表した。
ユーザーが購入した映画やテレビ番組などのコンテンツをウェブ上の「デジタル・ロッカー」に収納し、取り出して好きな機器で再生できるというもの。
ウルトラバイオレットについてDECEは「映画やTV番組などのエンターテインメント・コンテンツを楽しむ時間や場所をもっと自由に選べるようにし、消費者のチョイスを広げる新たな方法を体現している」もので、テレビやパソコンから家庭用ゲーム機、スマートフォン、タブレット型PCまで、さまざまな機器で簡単に同じ使い方ができると説明した。
ワーナー・ブラザース・デジタル・ディストリビューション(Warner Bros. Digital Distribution)のThomas Gewecke社長も「ウルトラバイオレットがあれば、コンテンツを1度買うだけで、いつでもどこでも好きなように楽しめる」と述べている。
このプロジェクトに参加したい企業には年内に技術的な仕様やライセンシングの詳細を公表するという。
この新たなベンチャー事業に加わっているのは、米企業ではマイクロソフト(Microsoft)、アドビシステムズ(Adobe Systems)、モトローラ(Motorola)、インテル(Intel)、シスコシステムズ(Cisco Systems)、大型家電量販店ベスト・バイ(Best Buy)、ケーブルテレビ最大手コムキャスト(Comcast)、ケーブルテレビ局FOX、メディア大手NBCユニバーサル(NBC Universal)、パラマウント・ピクチャーズ(Paramount Pictures)、ワーナー・ブラザーズ(Warner Bros.)、DVDレンタル大手ネットフリックス(Netflix)など。韓国ではLG、サムスン(Samsung)、日本ではソニー(Sony)、東芝( Toshiba)などが加わっている。
一方、独自の有料配信サイト「iTunes Store(アイチューンズストア)」で映画や音楽などを提供している米アップル(Apple)やアマゾン(Amazon)、娯楽大手ウォルト・ディズニー(Walt Disney)などは参加していない。(c)AFP






